2011年10月31日月曜日

第16回汎米競技大会閉会

   メキシコのグアダラハーラ市で10月14日開会した第16回フエゴス・パナメリカーノス(汎米競技大会)は30日閉会した。汎米スポーツ機構(ODEPA=オデパ)加盟35カ国・7地域が参加した。

   注目のメダル獲得競争は、米国が圧倒的な数で、1位を維持した。米国から半世紀余り敵国扱いされてきたカリブ海最大の島国キューバ(玖)は、金メダル数でブラジル(伯)を凌いだが、メダル獲得総数ではブラジルに後れをとった。2016年にリオデジャネイロ五輪を開催するブラジルは、選手育成の成果を挙げた。開催国メキシコ(墨)も奮闘し、4位に着けた。

   上位6カ国のメダル獲得数は次の通り。

        金     銀     銅     計
米国     92    79     65    236
玖国     58    35     43    136
伯国     48    35     58    141
墨国     42    41     50    133
加国     30    40     49    119
コロンビア    24    25     35    84

以下、アルゼンチン(亜)、ベネズエラ、ドミニカ共和国(RD)、エクアドールと続く。

   次の第17回大会は2015年7月、カナダ(加)のトロントで開催される。

(2011年10月31日 伊高浩昭)