2012年2月26日日曜日

ピースボートがハバナ入港へ

☆★☆日本のNGOピースボート(PB)の世界周遊船が3月1日、ハバナ港に入港する。キューバの人民友好庁(ICAP=イカップ)が2月24日発表した。キューバのメディアは同日から25日にかけて一斉に報じている。

☆この75回航海船には日本人約1000人が乗っており、広島と長崎の被爆者も乗船している。ハバナの会議殿堂では「世界被爆者フォーラム」が開催され、日本人乗客のかなりの部分が参加するもよう。

☆PBのキューバ入港は15回目。国営通信プレンサ・ラティーナは、前回2010年9月の入港時には、「キューバ革命の指導者」フィデル・カストロ前議長が会議殿堂で日本人乗客約700人と会合したことに触れている。

☆フィデルは議長だった2003年3月初め広島を訪れた。印象は強烈だったようで、その後、折に触れて被爆と被曝の悲惨さを強調し、核兵器廃絶を訴えてきた。

☆今航海のPB船上代表は、村石由里弥クルージングディレクター。「フォーラム」には、吉岡達也PB代表、核兵器・原子力の専門家の川崎哲PB幹部らが出席するもよう。