2013年4月8日月曜日

ペニャ=ニエト・メキシコ大統領が来日


 メキシコのエンリケ・ペニャ=ニエト(EPN)大統領が4月7日深夜、中国から東京に到着した。公式実務訪問のため10日まで滞在する。

 大統領は8日安倍首相と会談する。首相は、日本のTPP加盟交渉開始への支持を求め、大統領は投資拡大などを要請するもよう。

 EPNは9日国連大学でメキシコの外交政策について講演し、10日日本記者クラブで会見する。その間、衆議院議長、経団連会長らと会談し、皇居を訪れる。

 大統領は、アンヘリカ夫人、ホセ・メアデ外相、イルデフォンソ・グアハルド経済相、エミリオ・ロソヤPEMEX(石油公社)総裁らを伴っている。PEMEXは日本の商社に投資を呼び掛けている。

 EPNは昨年7月1日の選挙で当選し、12月1日就任した。選挙では大規模な不正工作が明るみに出て、選管による当選公認が8月末日までなされなかった。

 日本の対墨投資は05~12年に120億ドル。12年の両国往復貿易額は230億ドル。