2013年9月15日日曜日

チリ法廷が軍事クーデター「陰謀過程」の調査開始


 チリの法廷は9月14日、マリオ・カローサ判事の下で、1973年9月11日の軍事クーデターがいかに計画され実行されたかという、「陰謀過程」の調査を開始した。

 故サルバドール・アジェンデ大統領の腹心で社会党書記長だったカルロス・アルタミラーノ氏(93)は最初の証人として出廷し、キリスト教民主党(DC)が国会でのアジェンデ政権協調から脱落したのがクーデターを招いた主要な原因と指摘した。

 これに対しDC幹部は、当時DCは「民主的野党の立場をとっていた」と反論した。