2013年10月18日金曜日

非常任理事国に当選したチリの大統領が安保理改革訴える


 チリは10月17日、国連総会での安保理非常任理事国選挙ラ米枠で当選した。来年元日からグアテマラに代わって2年間務める。賛成186、反対0、棄権5だった。

 セバスティアン・ピニェーラ大統領は同日サンティアゴで演説し、安保理改革の必要性をあらためて訴えた。その骨子は、安保理常任理事国を、日独伯印およびアフリカ代表1カ国を加えて計10カ国とし、現在の常任理事国が持つ拒否権を廃止すること。

 大統領は、改革の理由に触れ、「国際情勢の変化に適合させなければならない」と強調した。