2013年10月19日土曜日

LATINA誌がフジモリ政権期の国家犯罪分析ルポを掲載


◎月刊LATINA誌11月号(10月20日発売)の伊高浩昭執筆記事

連載企画「ラ米乱反射」第93回:「リマ旧市街に残る国家テロ惨劇の傷跡-報道と法律で追及し続ける2人の正統的人間」――今年2月の現地取材を基に、フジモリ政権時代の国家犯罪を分析した。最近フジモリ受刑囚が法廷に姿を現して話題になった新聞買収事件「ディアリオス・チチャ」も出てくる。

書評:エドゥウージ・ダンティカ著『地震以前の私たち、地震以後の私たち』(佐川愛子訳、作品社) ダンティカの12の珠玉の文章が載っている。2010年1月12日の大震災以降のハイチの状況をえぐる。

マーク・アダムス著『マチュピチュ探検記』(森夏樹訳、青土社)――インカ滅亡期、ハイラム・ビンガムの到達期、著者によるビンガム追体験記の3重構造。