2014年8月14日木曜日

ボリビア大統領がイスラエルのガザ侵攻で米大統領を非難

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は8月13日、バラク・オバーマ大統領は初の黒人米大統領でありながら、人種差別主義者にして虐殺実行者のイスラエルに教訓を与える機会を失った、と強調した。

 モラレスはコチャバンバ市での「南米諸国連合(ウナスール)地域統合における市民参加フォロ(フォーラム)」の開会式で演説した。「ノーベル平和賞受賞者が最大の戦争遂行者になってしまったのは歴史の皮肉だ」と、オバーマを非難した。

 さらに、イスラエルは米国の武器、資金、外交によって侵略行動をとっていると指摘。「無関心を決め込んでいる欧州の目と鼻の先で共犯両国(米・イスラエル)が虐殺を続けるなどということは在ってはならないことだ」と、欧州をも非難した。