2014年8月1日金曜日

ベネズエラ政権党PSUV大会終了、ガソリン値上げ決まる

 ベネスエラ統一社会党(PSUV)は7月31日、カラカス市内で26日から開いていた第3回党大会を終えた。党首であるニコラース・マドゥーロ大統領はチャベス廟での閉会式で演説し、締めくくった。

 党大会の討議内容と決定事項など全貌はまだ明らかでない。ガソリン値上げ、および、通貨ボリーバル交換率の一本化という重要提案が承認されたことは公表された。

 ガソリンは乗用車の油槽を一杯にしても1米ドルしかかからず、「世界一安い」と言われてきた。だが日量80万バレル消費され、年間150億ドルの補助金が費やされている。これは重い負担で、財政赤字の一因ともなっている。

 故ウーゴ・チャベス前大統領は、選挙民を気にしてガソリン値上げに踏み切れなかった。マドゥーロ政権は経済再建の必要に迫られており、ついに値上げを決めた。これが一連の「経済調整」に繋がる可能性がある。

 一方、交換率は公定、入札、並行市場(闇)と3通りある。一本化の時期や交換率は明らかにされていない。

 国会に、物資投機と密輸を取り締まる委員会を設置することも決まった。腐敗退治、官僚主義反対、従属経済打破、経済戦争勝利、党員・労働者への社会主義教育徹底などの方針も認められた。

 党が、来年以降の選挙や国民投票を目指して選挙運動と革命運動に全力を注ぐことも決まった。