2014年10月7日火曜日

ハイチ沖の帆船残骸はコロンブス旗艦ではない、とユネスコ断定

 ユネスコは10月6日、ハイチ北岸の大西洋で5月発見された沈没船の残骸は、コロンブスの旗艦サンタマリーア号のものではない、と発表した。

 発見者は、米国人バリー・クリフォード。発見者が表明してきた過剰な期待から、「ほぼ間違いない」とする見方が広がっていた。

 帆船サンタマリーア号は、コロンブスの第一回航海のさなかの1492年12月24~25日、ハイチ沖で座礁し沈没した。

 ユネスコは9月9~14日、海底での調査を実施、残骸は17世紀末から18世紀初めにかけて建造された帆船と断定した。