2014年10月3日金曜日

ベネズエラ政権党の国会議員が惨殺さる

 政権党ベネスエラ統一社会党(PSUV=ペスーブ)のロバート・セラ国会議員(27)と連れ合いマリーア・エレーラが10月1日夜、カラカス市内の自宅で、殺し屋によって刃物で惨殺された。

 ニコラース・マドゥーロ大統領は2日、国会議事堂での告別式で、暗殺と断定した。

 セラはPSUV青年部の指導者で、故ウーゴ・チャベス大統領の申し子のような存在だった。

 カラカス市内では9月、425人が暴力死している。内務省は、セラ殺害事件は一般的な事件ではなく、政治的殺人と見て捜査している。