2014年12月11日木曜日

アルゼンチンもキューバ人医師団受け入れへ

 アルヘンティーナのエル・チャコ、ラ・パンパ両州は、クーバ人医師団を長期間、診療のため雇うことを決めた。それぞれの州都を離れた内陸部で医師が不足しているため。

 クーバ政府は、医師団派遣の見返りとして、小麦、牛肉、香辛料、原材料などの現物を受け取る。また医師の月給は3400ユーロになるもよう。

 これに対し両州の医師会から異議が出ている。両州では医師の月給が多くて1900ユーロ程度だからだ。

 医師会は、州内の僻地に医師が行きたがらないとの批判に対し、診療環境が劣悪のためであり、環境が改善されれば行く、と釈明している。

 クーバ人医師団はベネスエラ、ブラジルなどラ米諸国で勤務している。