2015年1月30日金曜日

第3回CELAC首脳会議が宣言採択し閉会

 第3回CELAC首脳会議は1月29日、「ベレーン(サンホセ)宣言」、2特別宣言、27個別決議を採択して閉会した。次回会議は来年、エクアドールで開催される。

 主宣言は、玖米国交正常化合意に満足の意を表すとともに、経済封鎖を糾弾し、バラク・オバーマ大統領に大統領権限によるさらなる封鎖緩和を求めている。

 「経済封鎖を終わらせるためのCELAC特別宣言」は、経済封鎖とヘルムズ・バートン法を糾弾し、封鎖の早期解除を要求している。「対テロリズモ闘争支援特別決議」は、米国による一方的な「テロ支援国家指定」を糾弾している。指定されているクーバの指定解除を要求するものだ。

 今会議には加盟33カ国首脳のうち、ラ米20ヵ国からは亜墨秘パラグアイの大統領が欠席した。他の13カ国は、スリナム、ベリーズなど8カ国首脳が欠席した。その結果、出席した首脳は21人に留まった。