2015年2月26日木曜日

大使級外交より「テロ支援国家指定」解除が先決、とキューバ

 玖米国交正常化のための第2回交渉は2月27日、ワシントンで開かれる。米国務省高官は25日、米国は4月パナマでの第7回米州首脳会議までに大使級外交を復活させたい、と述べた。

 これに対し、クーバ外務省北米局次長グスタボ・マチーンは25日、「それは米国次第だ」と反応した。局次長は、米国が「テロリズモ支援国家指定」からクーバを外すのが先決だ、と強調した。

 ラウール・カストロ議長は25日、来訪したスペインのホセ=ルイス・ロドリゲス=サパテーロ前首相と、ミゲル=アンヘル・モラティーノス前外相と会談した。

 一方、反体制派25団体代表は25日、「クーバ市民社会空間」(プラタフォルマ)の初会合をハバナで開いた。