2015年3月6日金曜日

ベネズエラの、米国人への査証義務付け始まる

 ベネスエラが米国人に入国査証取得を義務付けた制度が3月4日、米国のベネスエラ公館で実施に移された。

 観光査証は1年間数次有効。1回90日間滞在できる。手数料は30米ドル。入国の90日前に申請する。雇用、住所、銀行口座に関する書類、訪問日程を提出する。公館側が、無犯罪証明を求める場合もある。

 一方、ベネスエラの法廷は、反政府行動で逮捕されたラウール=エミリオ・バドゥエル青年に、爆発物による公然脅迫、中傷、不服従教唆で禁錮9年の実刑判決を下した。

 青年は、チャベスの政敵として獄中生活を強いられたラウール=イサイーアス・バドゥエル元将軍の息子。

 ベネスエラの東の隣国ガイアナは、両国間で領有権をめぐり紛争状態にある経済水域内で、米エクソン石油が6日、採掘準備に入ると明らかにした。

 ガイアナとエクソンは1999年、両国沖の2万6800平方kmの海域での油田開発で契約している。