2015年12月23日水曜日

27日予定のハイチ大統領選挙決選が無期限延期さる

 アイチ(ハイチ)選管は12月21日、今月27日に予定されていた大統領選挙決選を無期限延期する、と発表した。大統領選挙第1回投票は10月25日実施され、選管は政権党候補ジョヴネル・モイゼ(得票率32・76%)、野党候補ジュドゥ・セレスタン(25・29%)の上位得票者2人が決選に進出する、と発表していた。

 ところがセレスタンをはじめ他の野党候補らから「政府絡みの大規模な投開票時の不正」を指摘され、混乱が拡がっていた。ミシェル・マルテリ大統領は激しい抗議を受けて12月17日、調査委員会を設置する政令を発したが、抗議は収まらなかった。セレスタンは選挙運動を中止し、抗議している。

 「不正」の背後には、マルテリ施政の継続を求める米政府の意向がある。前回選挙でも、不正の結果、マルテリが当選者となった経緯がある。

 規定によれば、新国会は来年1月11日開会、新大統領は2月7日就任することになっている。国連は22日アイチに対し、対話による事態の早期収拾を呼び掛けた。