2016年9月18日日曜日

ベネズエラのマドゥーロ大統領が非同盟議長に就任

 第17回非同盟諸国運動首脳会議が9月17日、ベネスエラのマルガリータ島都ヌエバ・エスパーニャで開かれ、同国のニコラース・マドゥーロ大統領が非同盟議長に就任した。任期は3年。

 会議は18日までの2日間。イラン大統領ハッサン・ロハーニ前非同盟議長、パレスティーナのマハムード・アッバス議長、ジンバブウェのロバート・ムガベ大統領、ラウール・カストロ玖議長、エクアドールのラファエル・コレア大統領、ボリビアのエボ・モラレス大統領、エル・サルバドールのサルバドール・サンチェス=セレーン大統領が出席している。

 またセントヴィンセント・グラナディーンのラルフ・ゴンサルベス首相、アンティグア・バーブーダのガストン・ブラウン首相、ニカラグア副大統領、スリナム副大統領らも出席。前回イランでの首脳会議には首脳35人が出席したが、今回は10人ちょっとと少ない。国連のパン・ギムン事務総長は、国連総会首脳会合の準備を理由に欠席、ビデオメッセージで挨拶した。

 18日発表される「マルガリータ宣言」の案文をテレスール放送が報道。内容は11項目。
①南代表を安保理常任理事国にするなど国連改革でなく国連再建を目指す
②BRICSなどの登場を受けて国際新経済秩序構築を新たに目指す
③国連が昨年採択した「2030年計画」は、債務および植民地・主義・新植民主義・新自由主義に起因する問題を超克するための最優先課題
④通信報道情報伝達向上が重要であり、ラ米多国籍テレビ「テレスール」は好例
⑤強国による内政干渉や非通常型戦争に対抗するため「平和の文化」、賢人的対話、民族自決を前面に打ち出す
⑥南から「緑の政策」を打ち出すなど地球温暖化対策
⑦パレスティーナの大義実現に向け努力する
⑧クーバへの迫害と経済封鎖をなくす
⑨プエルト・リコの脱植民地実現
⑩中東難民問題への対処
⑪テロリズム対策および不安定化攻撃に対する攻撃に対する闘争。

 16日には会議場前で、故ウーゴ・チャベス前VEN大統領銅像の除幕式が催された。チャベス像は右手を天に向けて高く掲げている。

★クーバ短信  共産党機関紙グランマの副編集局長カリーナ・マローンは6月末、玖ジャーナリスト連盟(UPNC)総会で、1994年ハバナ市内マレコン通りで起きた暴動事件(マレコナソ)のような事件が再び起こりうると警告、共産党および政府メディアの社会的対応を批判した。

 ウェブメディア「クーバネット」が9月17日伝えた。マローン発言をブログで流したオルギン放送のホセ・ラミレス=パントハ記者は、その後、同放送を馘首されたが、最近オルギン州の文化部門に就職したという。

 一方、クーバ公式訪問中のモンゴルのツァヒアギーン・エルベグドルジ大統領は9月16日、ラウール・カストロ議長と会談した。

▼コロンビア短信  コロンビア革命軍(FARC)は9月17日、第10回全国を会議開催した。最高幹部が政府と交わした内戦終結のための最終和平合意文書を討議、賛成するもよう。