2016年11月29日火曜日

岸田外相がキューバ大使館を弔問

 11月25日死去したフィデル・カストロ前議長への弔問は在京クーバ大使館で27日~12月4日行われており、28日、岸田外相が訪れた。同外相は昨年の訪玖時にフィデル邸に招かれ、会談している。

 岸田氏はミゲル・ペレイラ大使と、来日中のロドリーゴ・マルミエルカ通商・投資相に迎えられた。この日午後、外務省で岸田・マルミエルカ会談があり、経済関係拡大について話し合った。

 クーバの国喪は26日~12月4日で、28日、フィデルの遺骨はハバナ市内の革命広場にあるホセ・マルティ記念館に安置され、弔問を受けている。29日には同広場で人民葬が執り行われる。

 遺骨は30日、国内各地巡回に出発、12月3日サンティアゴデクーバに到着。アントニオ・マセオ広場で告別式が催され、4日、聖母イフィヘニア墓地に埋葬される。

 国葬にはベネスエラ、ボリビア、ニカラグア、エクアドールの4カ国大統領、フアン=カルロス前スペイン国王のほか、ギリシャ首相、ロシア下院議長らの参列が決まっている。

 一方、28日、アメリカン航空マイアミ-ハバナ定期便の運航が開始され、一番機がハバナに到着した。米ブルージェット航空NY-ハバナ定期便も始まり、同じく一番機が」到着。デルタ航空定期便は12月1日就航する。